2020年の12月7日にオランダ国王の長女Catharina-Amalia Beatrix Carmen Victoria(称号:the Princess of Orange)が18歳になり、公式に成人のロイヤルメンバーとなる。 男女問わず国王(もしくは女王)の第一子が王位継承権を得るオランダの王室において、息子のいない現国王の長子である彼女は、押しも押されぬ王位の「法定推定相続人」だ。2013年の譲位により誕生した現国王のWillem-Alexanderが実に123年ぶりの男性国王だったが、いつか彼女が王位を継げばオランダはまた「女王陛下の国」となる。 どこの国でもロイヤルファミリーが国民の関心事であることに変わりはないが、オランダの王室はその親しみやすい開かれたスタイルと透明性で現在でも国民全体の7割近くに支持されている。 一方、評判が芳しくないのが「多すぎる」という声が散見される王室