来年のアジア大会(韓国・仁川)の代表選考会を兼ねた福岡国際マラソン(平和台陸上競技場発着)が1日、行われ、今夏の世界選手権モスクワ大会代表の川内優輝(埼玉県庁)が、日本勢トップの3位に入った。 優勝は、前回大会で途中棄権したケニア出身のマーティン・マサシ(スズキ浜松AC)。ロンドン五輪代表の藤原新(あらた)(ミキハウス)は20キロ付近で棄権した。2連覇を狙ったケニア出身のジョセフ・ギタウ(JFEスチール)は2位だった。
再開発によりマンション建設が相次ぐ東京都江東区の臨海部で児童数が急増し、特に豊洲地区では、学芸会が中止になったり、複数のクラスが同時に体育の授業をしたりと、学校運営に影響が出ている。 同地区の児童数は6年後、さらに今の1・5倍の約3000人に達する見通しで、区は小学校新設や校舎の建て増しなど対応に追われている。 「おはようございます」 今月25日の朝、高層マンションやビルが林立する一画に、子供たちの元気な声が響いた。児童数1140人の豊洲北小の朝礼では、端っこの児童の顔が見えなくなるほど、校庭いっぱいに児童が並ぶ。 同小は、既存の豊洲小が児童増を受け止められなくなり、2007年度に新設された。しかし豊洲北小でも、初年度293人だった児童数は今年度1000人を超え、現在は6学年で32クラスある。一般教室は30しかないため、臨時で別の教室も使っている。 体育では、三つのクラスが同時に同じ校庭を
第93回全国高校ラグビーフットボール島根県予選大会が4日、同県出雲市大社町の県立浜山公園陸上競技場であった。 出場は2チームだけで初戦が決勝戦。石見智翠館が177―0で出雲・松江高専合同チームを圧倒し、23年連続23度目の優勝を飾った。石見智翠館は12月27日から大阪府東大阪市の近鉄花園ラグビー場で始まる全国大会に出場する。 試合は、石見智翠館が自慢のパワーとスピードを存分に発揮。パスを正確に回して次々とトライを決め、精度の高いキックでも得点を重ねた。合同チームも序盤は懸命なタックルで相手の突進を食い止めるなど見せ場を作ったが、トライまであと一歩届かなかった。出雲は8年連続の無得点。 ◇ 石見智翠館は前回の全国大会で初の8強に食い込んでおり、川上凌央(りょう)主将(3年)は「バックスが展開する力などを鍛え、優勝を目指したい」と意気込んでいた。 「なんとか一矢を報いたい」。合同チームの山口樹
豆腐業者が倒産や廃業に追い込まれるケースが増えている。 大豆価格の高騰に加え、スーパーから値下げを求められるなどして経営が悪化し、豆腐業者はこの10年間に全国で約5000軒が廃業。今年8月に破産申請をした都内の業者は「365日丸々働いても利益が出なかった」と苦しい日々を打ち明けた。 1957年創業の豆腐業者「仙台屋本店」(東京都三鷹市、8月に自己破産申請)の及川英一さん(37)は、大学を卒業した3年後から、祖父が開業した同店で父親とともに働いてきた。 従業員は最大20人で1日2000丁を製造してスーパーに卸すほか、10年前には杉並区のJR阿佐ヶ谷駅近くなどに三つの直売店を開設。豆腐を加工した食材なども手がけ、好調な時は年4億円を売り上げた。 だが、5年前から輸入大豆の価格が高騰。豆腐の一部を別の業者から安く仕入れて費用を下げるなどしたが、3年前には3店舗とも閉鎖。デフレの影響でスーパーから
東京都三鷹市で高校3年の女子生徒が刺殺された事件の発生でストーカー犯罪への関心が改めて高まる中、増加傾向にあるストーカー被害の中でも、60歳以上の加害者が急増していることが、警察庁への取材でわかった。 加害者の大半は男性で、10、20、30、40、50歳代の各増加率は昨年までの10年間で1・5~2倍だが、60歳以上は3・8倍。専門家は「背景に高齢者の社会での孤立化があり、対策が急務だ」と指摘している。 同庁の調査では、摘発(逮捕、書類送検)や警告のほか、相談を含む全体のストーカー被害は昨年、過去最悪の1万9920件で、2003年の1・6倍に増え、加害者を年代別にみると、20、30、40歳代で毎年、全体のほぼ6割を占める。60歳以上は1割以下だが、03年に60歳代が383人、70歳以上が90人だったのが、12年は1329人(3・4倍)と505人(5・6倍)にそれぞれ増えた。 ストーカー被害に
今年の「年末ジャンボ宝くじ」の1等と前後賞を合わせた当選金が、昨年の6億円から7億円に引き上げられることになった。総務省が許可した。 引き上げは2年連続で、減少傾向にある宝くじの売り上げを増やす狙いがある。 1等の当選金が4億円から5億円になる。前後賞は1億円のまま。総務省は、1等7000万円の宝くじ「ジャンボミニ」(仮称)の併売も許可した。 宝くじは収益金が自治体の収入になる。しかし、年間売り上げ額は2005年度の約1兆1000億円をピークに減少傾向にあり、収益金も減っている。 年末ジャンボは宝くじの売り上げで大きな割合を占める主力商品。自治体で作る発売元の全国自治宝くじ事務協議会は、「昨年当選金を引き上げたら売り上げが増えた」と話している。総務省は昨年、宝くじの当選金の上限を最高7億5000万円(1枚300円の場合)に引き上げることができる法改正を行った。
第90回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝=関東学生陸上競技連盟主催、読売新聞社共催)の予選会が19日、東京都立川市の陸上自衛隊立川駐屯地をスタート、国営昭和記念公園にゴールする20キロのコースで行われ、13校が予選を突破した。 これで来年1月2、3日の本大会へ出場する23校が出そろった。 第90回は記念大会として本大会の出場枠が20から23に拡大。前回大会で10位以内に入り、すでに本大会へのシード権を持つ日体大など10校に加え、この日の予選会で13位までに入った東農大、山梨学院大などが出場権を獲得した。 本大会出場校は次の通り。 【シード校】 〈1〉日体大〈2〉東洋大〈3〉駒大〈4〉帝京大〈5〉早大〈6〉順大〈7〉明大〈8〉青学大〈9〉法大〈10〉中央学院大(括弧内の数字は第89回大会の総合成績) 【予選勝ち上がり】 〈1〉東農大〈2〉山梨学院大〈3〉東海大〈4〉神奈川大〈5〉国学院大
警視庁特殊救助隊員らは「家族が待っているよ」などと声を掛けながら、懸命に救出作業を続けたが、女性は次第に衰弱し、17日未明に心肺停止状態となった。町は同日、女性は死亡したと発表した。 同庁によると、女性は76歳で自宅で土石流に襲われたとみられる。救出作業は16日午前10時半頃から始まったが、女性は全身が土砂に埋まり、顔だけが出ている状態。下半身はエビのように反り、土砂にがっちりと固められていた。土砂の中には、木やガラス片などの障害物もあり、作業は難航した。 女性は当初、呼びかけにもはっきりと応じていたが、夜になると、だんだん言葉少なになった。「無事にここから出て、お孫さんに会おうね」。隊員が、女性の孫の名前を出して呼びかけると、女性は静かにうなずいた。しかし、その後、反応はなくなり、16日午後11時40分頃からは、心臓マッサージが始まった。
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