2007年4月より、BS朝日、東京MXテレビ、サンテレビでTVアニメが放送されている「桃華月憚」において、声優の清水愛さん、能登麻美子さん、山本麻里安さんの3人が脚本を書いたことが明らかになった。 3名が脚本を書くという企画は、本作の監督を務める山口祐司氏とシリーズ構成の望月智充氏の要望で実現した。声優がアニメの脚本に挑戦するという他に類を見ない試みに対して、シナリオ執筆を担当した声優の3名からコメントが届いたので、以下に紹介していこう。 ――脚本を書くという話を最初にもらったときの率直な感想を、お聞かせください。 清水愛さん(以下、清水さん):意外にすんなり、自然と「はい、書きます」と答えていました。元々文章を書くのがわりと好きだったり、そのお話をくださったのが何度か一緒にお仕事をして私のことを知っている方たちだったので、そのうえで「書かせてみたい」と思ってもらえたのならば……と、張り切