大手OEMとして唯一、LinuxをプリインストールしたPCを販売しているDellは、新興市場に目を向ける一方で、自社のUbuntuクライアントの市場拡大に向けて仮想化に取り組んでいる。 Dellは3カ月前、自社のコンシューマー向けデスクトップ/ノートPCの一部にUbuntu Linuxをプリインストールすると初めて発表したが、これまでの結果は、同社がそこでとどまる理由がないことを示している。 サンフランシスコで開催された今年の「LinuxWorld Conference & Expo」で、テキサス州ラウンドロックに本社を置くDellは、UbuntuベースのPCを欧州にも投入し、フランス、英国、ドイツなどで販売する予定だと発表した。 同カンファレンスでDellのケビン・ケトラーCTO(最高技術責任者)は、同社のPCに仮想化技術をプリインストールする方針も明らかにした。Linux OSとMic