強い力で伸縮しても元に戻り、大半が水でできたゲル状の新素材を、相田卓三東京大教授(超分子化学)らが開発した。硬さはこんにゃくの500倍といい、石油由来のプラスチックに代わる素材として医療や環境分野での利用が期待できる。21日付の英科学誌ネイチャーに発表した。 新素材は「アクアマテリアル」と命名した。 研究チームは、水に、化粧品や歯磨き粉の吸着剤に使う市販の粘土鉱物を入れ、紙おむつの吸湿剤「ポリアクリル酸ソーダ」を添加。その上で医療用の高分子有機物を改良した物質「G3バインダー」を加えると、数秒で透明なゲルができた。ポリアクリル酸ソーダとG3バインダーが、ナノメートル(ナノは10億分の1)級の粒子でできた粘土をつなぎ直すことで固まるという。 成分は98%が水、粘土2%弱、新開発の化合物0.2%以下で、グミキャンディーのような手触りがある。強度は美容整形に使われる既存のシリコンゴム程度で
大江新太郎は明治時代の建築家。東大の建築科を卒業後日光廟の大修理に参加して以降 ほとんど寺社建築の設計に従事し、代表作は明治神宮宝物殿。 千駄ヶ谷の国立能楽堂の設計で知られる建築家大江宏は息子です。 そんな大江新太郎が大正初めに設計した住宅を見る機会を得ました。 しかも場所はなんと都立深沢高校の校庭内。 建築史の研究者からも最近までその存在を知られずにいた建築です。 実は元「ワカモト」社長の長尾欽彌・よね夫妻の大邸宅の一部が 数奇な運命の末に都立高校の校庭の片隅に奇跡的にひっそりと残り 茶道を教える場所として今も大切に使われているのでした。 (長尾よねという人は巨額な富を築き、しかも一代でその富を使い切った また政財界におよぶその交友の広さで「女傑」と称された人なのだそうです) 橋を渡って本屋に向かう 清明亭と呼ばれるこの建築は、京都の清水寺のような懸崖造り。 能舞台の橋がかりのように橋を
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く