本田技研工業(ホンダ)は5月16日、F1に復帰することを正式に発表した。英国の名門チーム、マクラーレンにエンジンおよびエネルギー回生システムを開発、製造、供給。2015年から「マクラーレン・ホンダ(McLaren Honda)」として活動していく。 マクラーレン・ホンダといえば、1980年代~1990年代にかけて、アイルトン・セナやアラン・プロストを擁して圧倒的な強さを誇った。ホンダは1964年にF1に初参戦して以来、F1参戦、撤退を繰り返している。2008年、リーマンショック後に撤退して以来(参考記事)、今回は4回目の参戦となる。 今回再び参戦を決めた理由についてホンダは、F1のルールが変わったことを挙げている。2014年から1.6リッターV型6気筒直噴過給エンジンが採用され、エンジンのダウンサイジング化と内燃機関のさらなる効率化が進んでいること。また、エネルギー回生システムが採用される
![ホンダはなぜ、F1復帰を決めたのか――社長会見を(ほぼ)全文収録](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f3ba3c0acc6840810eea34e4916c1e9a7af8d744/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fmakoto%2Farticles%2F1305%2F16%2Fl_ay_honda07.jpg)