悲しいことに先週末、穂高で遭難死亡事故が立て続けに起こってしまいました。 何というか、あり得ないことに何れも人工落石が原因です。 一件目は涸沢槍、二件目はザイテングラード 二件目のザイテンの事故は亡くなったのが62歳のおじいちゃんと8歳のお孫さんだったこともあり、 マスコミでもかなり大きく報道されたようです。 どんな命でも、その価値に軽重などはないはずなのですが、 やはり8歳の子供さんが、と聞くといたたまれない思いがします。 この2件の事故の特徴は加害者(つまり落石を落とした方)が特定されているということ。 山の遭難事故では珍しいケースだと思います。 警察も実況検分を実施し、過失致死事件として扱われるようです。 もちろんこの事故でお亡くなりになった方々へは、 心から哀悼の意を表したいと思うのですが、 一方で加害者となってしまった人たちのこともどうにもやりきれない。 皆、心に安らぎや喜びを求