4日夜、横浜市内のJR京浜東北線で架線が切れ、首都圏のJRで運転見合わせが相次いだトラブルで、JRが原因を調べたところ架線と車両のパンタグラフの間でショートが起こり、その熱で架線が切れた可能性があることが分かりました。 5日朝も京浜東北線と横浜線の一部の区間で始発から運転を見合わせましたが、午前5時半すぎまでに復旧作業が終わり、現在はいずれも平常どおり運転しています。 現場付近は2本の架線が重なるつなぎ目の区間で、JR東日本が調べたところ、架線と車両のパンタグラフの間でショートが起こり、その熱で架線が溶けて切れた可能性があることが分かりました。 架線のつなぎ目の区間では2本の架線の電圧が異なることがあり、その区間で電車が発進するなどして強い電流が流れると、ショートを起こす場合があるということです。 JR東日本は運転士や車掌から聞き取りを行い、当時の運行状況などについて詳しく調べています。