日本國発信の記事を読めば「移民」「移民」のオンパレード♪です。フランスにおける移民っていったい誰よ?と文面を手繰ると「今回の暴動は北アフリカ出身のイスラム教徒系の2世、3世が主」という説明です。確かに彼らはマグレブ三国(モロッコ、アルジェリア、チュニジア)の親を持ちますがフランス国籍を持っているではありませんか!そして親の国の国籍も同時に持っている場合もあります。「場合」というのは必ずしもフランス国籍を持っていることが絶対条件ではないからこういう表現になるのです。日本の報道の説明は非常に曖昧です。フランスについて知らない人が読んだら日本での制度をなぞらえてフランスの移民についてのイメージを膨らますことでしょう。そのイメージがあきらかにフランスの現実と異なるものだったらどうするのです? フランスにおける移民というカテゴリーですが、その中を覗いてみると*フランス国籍を持つ移民 *フランス国籍を