「マンガ嫌韓流のここがデタラメ」を読みました。冷静に反論していて、とても勉強になりました。我々もマンガで対抗するべきです。 本書の趣旨とは異なりますが、正しい日韓関係を知る上での最良のテキストのひとつと考えられます。『マンガ嫌韓流』の目次どおりの10項目を、10人の著者が分担して書いています。『マンガ嫌韓流』が受け狙いの感情論で書かれているのに対して、あくまでも客観的な事実と数字で、冷静に反証しています。その中には、私自身も知らなかった事、誤解していた事などもあり、勉強になった部分も少なくありません。 ものには、色々な側面があるわけで、色々な角度から観察してこそ真の姿が理解出来るのですが、『マンガ嫌韓流』は一見事実と思える、自分にとって都合の良いある側面だけに注目して、あたかもそれが全てのように表現するのが常套手段になっていますが、さすがに著者の皆さんは全てお見通しのようで感心しました。