その昔、スマホ向けWebページの拡大縮小・スクロールをさせたくない場合にはviewportにuser-scalable=noを指定するという手軽な方法が利用可能でしたが、2016年のiOS 10のリリース以降はこの方法が使えなくなったため、JavaScriptを使ってtouchstartイベントやtouchmoveイベントのハンドラでpreventDefault()を呼ぶ方法がポピュラーになっていると思います。 が、つい最近iOS 11.3 Safariでこの方法が効かなくなっていることに気づきました。この変更は結構多くのライブラリの動作に影響を与えており、一部の開発者の間で騒ぎになっていてWebKitのバグにも登録されました。しかし、WebKitの開発者ではこれはバグではなく想定された仕様変更だということで、ページ製作者の側が対応する必要があります。 Bug 182521 – REGRE