ポテトサラダ、略して“ポテサラ”。 しっかり潰したジャガイモに、キュウリとニンジン、玉ネギ、ハムを加え、たっぷりのマヨネーズで和え、そして中濃ソースをかけていただく。これが子どもの頃、母が作ってくれたポテサラだった。 しかし大人になった今、居酒屋さんなどでポテサラを注文すると、ジャガイモの潰し具合、入っている具材、マヨネーズの量など、店によってまったく異なることに気が付いた。もしかしてポテサラって、奥が深いのでは……? そんな疑問から生まれたのが今回の企画。ポテサラを研究しはじめて30年、食べたポテサラは5,000食以上。そんなポテサラの専門家(!)である“ポテサラ男爵”こと石橋清一さんに、ポテサラの世界について教えてもらった。 話す人:ポテサラ男爵さん 本名:石橋清一さん。福島県生まれ。中学時代は調理クラブに加入。粉吹き芋を作った時に、たまたま顧問の先生が持ってきていたマヨネーズで和えた