劣化ウラン弾保管容認 嘉手納弾薬庫 政府が見解 政治 2010年8月26日 09時31分Tweet 米軍嘉手納弾薬庫に保管されている劣化ウラン弾について、政府は「米軍は即応体制を維持するため、緊急事態に備え、わが国の一部施設・区域に保管されることもあるものと承知している」との見解を県に示していたことが25日、分かった。内閣官房沖縄連絡室(室長・瀧野欣彌官房副長官)が20日、県軍用地転用促進・基地問題協議会(軍転協、会長・仲井真弘多知事)が問い合わせていた8項目に対し、文書で回答した。 政府はこれまで、「特定の保管場所について公表しないとの方針の説明を(在日米軍から)受けている」と述べていたが、「保管されることもある」と容認姿勢を示したのは初めて。 劣化ウラン弾は弾芯に放射性廃棄物の劣化ウランが使用されている弾丸や砲弾で、戦車などの装甲を貫く破壊力が大きい。明確な因果関係は認められていないが