大阪府豊中市議会の会派「大阪維新の会・無所属議員団」は16日、同会派所属の松岡信道市議(43)が市職員2人に対して大声を上げるなどパワーハラスメントと疑われる行為をしたと明らかにした。松岡市議は「職員の方に精神的な苦痛を与えたことは大変申し訳ない」と話し、同日付で市議会総務常任委員長を辞任、会派を離団した。 会見した同会派と松岡市議によると、松岡市議は9日、市役所の会派控室を訪れた市職員2人に「帰れ」などと大声を出したうえ、「今後の答弁調整をしない」などと声を張り上げたという。松岡市議はこの職員たちと前日まで、委員会の答弁調整のやりとりをしていた。