IBM Documentation.
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僕はテスト会社に所属しているので、複数の、背景が異なるプロジェクトに参画したことがあります。その中で、正常系、準正常系、異常系、ゴールデンパス、ハッピーパス、ど正常などいろいろなテストタイプのような用語に出会ってきました。その用語についてのお話です。 結論としては、名前付けは自由。しっかり定義だけはしよう。とはいっても、名は体を表すので、誤解を生みにくい名前がいいと思う。です。 今回は、僕がこれまで一番触れることが多かった「正常系・異常系」でお話ししますが、上記の他の用語でも上記結論は同じです。 僕がこれまで見たことのある正常系の定義は以下です。 ・要求仕様書に書いてあるものはすべて正常系 その理由は、仕様書に書いてあるということは、例外等であっても通常の運用で発生しうることで、その製品としては「正常なとき」としてふるまう必要があるからである。 これは「正常」という言葉を環境、入力やその時
こんちは。ふっくら太郎です。 先日、「正常系」・「準正常系」・「異常系」テストについて、調べることがあり、 理解した内容を書き残します。 「準正常系」と「異常系」の違いがよく分からない人には、役に立つかも知れません。 正常系・準正常系・異常系テストとは? 正常系テスト 準正常系テスト 異常系テスト 正常系・準正常系・異常系テストとは? 簡単に、各テストを定義すると次のようになります。 正常系テスト テスト対象が、定常状態で仕様通り動作することを確認するテスト。 準正常系テスト テスト対象が、異常発生時に異常処理仕様通り動作することを確認するテスト。 異常系テスト テスト対象が、仕様外の異常が発生した際に、どの様に振る舞うのかを確認するテスト。 各テストを分類すると、以下の図のようになります。 「正常ケース」は、「正常系」で確認します。 「異常ケース」は、「準正常系」と「異常系」で確認します
簡単に書くよ 異常系テスト(読:イジョウケイテスト)とは 避難訓練みたいなもの。 もう少し具体的に書くと その対象が想定外のことを起こして、きちんと対処できるか確認する作業 です。 サクっと一言で説明すると 「こんなおかしな事態になったけど大丈夫だよね?何とか対処できるよね?」を確認する作業 が「異常系テスト」です。 その対象にとっての避難訓練みたいなものです。 例えば、そうですね。 ピヨ太君がピヨピヨ苺大福製造機を作りました。 ピヨピヨ苺大福製造機は、苺と大福を入れると苺大福に加工するのがお仕事の機械です。 もう一度言います。 ピヨピヨ苺大福製造機は「苺」と「大福」を入れると「苺大福」に加工するのがお仕事の機械です。 それでは、ピヨピヨ苺大福製造機に「苺」と「ケーキ」を入れたら、どうなるでしょう? 苺大福もどきになって出てくるのでしょうか。 それとも、苺ショートになっちゃったりするのでし
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