不正アクセスなどサイバー犯罪への防犯意識を高める「サイバーセキュリティ月間」が1日から始まった。政府は近年、サイバーセキュリティー対策に、人気アニメを起用しており、今年は最初のテレビ放映から40年となるSFアニメ「マクロスシリーズ」とのタイアップポスターが話題を呼びそうだ。 サイバーセキュリティ月間は2010年から、政府が毎年2月1日~3月18日(サイバーの日)の日程で実施。官民を標的にしたサイバー攻撃対応の司令塔機能を担う「内閣サイバーセキュリティセンター」(NISC)が中心となり、民間企業やNPOなどと協力して、セミナーやオンライン協議会など啓発イベントを集中的に開催している。 近年は大企業だけでなく、民間病院がサイバー攻撃を受けたり、インターネットバンキングが不正アクセスされたりと、サイバー犯罪が市民の身近な場所で起きており、市民に広く注意喚起を呼びかける必要性が高まっている。