第2回 ニートはよくも悪くも親がつくりあげる ~座談会:なぜ、ニートが増えつつあるのか(後編)~ 子供にかけるお金を考える会 2006年2月1日 職業体験によって労働とお金を得ることの関係を学ぶ 若者層において、教育も職業訓練も受けていない、いわゆる「ニート」がじわじわと増え続けている。ニートの増加は、国や社会のレベルにおいて、税収の減少、競争力の低下といった面で大きな懸念を呼んでいるが、個々の家族においても、将来の生活設計やマネープランなどを考えた場合に、大きな問題をはらんでいる。 そこで、なぜニートが急激に増えてきたのか。そして、ニートの増加は家族や社会に何をもたらすのか。「子どもにかけるお金を考える会」のメンバーに、その専門である「お金」をキーワードにして、ニート問題を語っていただいた。 後半は、自分の子をニートにしないための方策、そして父親の存在意義などについて話し合わ