自分は同じ日本人でありながら言葉が伝わりにくい子どもたちとよく接している。そこでは「短く話すことが大事」「やさしい言葉で話すことが大事」などとよく言われる。しかし、これらはけっこう曖昧な指示である。 具体的には何を意識して話しかけたら、わかりやすいのか。改めて考えることはなかった。きっと知的障害と関わる支援者の多くは、そんなもの当たり前のようにできていると思っている。あえて教わる機会もない。そんな中で、有名なマンガの3巻を読んだ。 日本人の知らない日本語3 祝! 卒業編 作者: 蛇蔵,海野凪子出版社/メーカー: メディアファクトリー発売日: 2012/03/08メディア: 単行本購入: 10人 クリック: 317回この商品を含むブログ (53件) を見る 「外国人にわかりやすい日本語」という話の中で、こんなエピソードが出てくる。 日本語学校に通う外国人女性が倒れ、救急車で運ばれることになっ