スイスのジュネーブで16日に開催されたWP29=国際連合自動車基準調和世界フォーラム170回会合の「自動運転分科会」で、日本とドイツが提案した「サイバーセキュリティ及びデータ保護に係るガイドライン」について合意した。 今後、ガイドラインについては、2017年3月開催予定の次回WP29第171回会合に上程、審議され、成立する見込み。 ガイドラインの要件は、データの操作、誤用に対抗する適切な保護の確実な実施、世界標準の通信技術によるデータ及び通信の暗号化、データ保護・セキュリティに関する独立し、認可された審査による証明について明示した。 データ保護では、情報主体(運転者)に対する収集情報の説明、情報主体の同意、個人情報の収集・処理の限定、情報主体による同意取り下げに係る権利の確保について。 自動運転者の接続・通信の安全確保については、車外のネットワークから車内の制御系ネットワークが影響を受けな