中学生の娘(14)の首を絞めて殺害しようとしたとして、群馬県警は8日、前橋市の女(51)を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕し、発表した。娘は病院に運ばれたが重体。女は容疑を認めているという。 前橋署などによると、女は8日午後4時20分ごろ、前橋市内の自宅で、娘の首を絞めて殺そうとした疑いがある。
大阪府警は5日、大阪市浪速区塩草1丁目のマンション敷地内で、3階に住む男児(2)が頭を強く打って倒れているのが見つかり、搬送先の病院で死亡したと発表した。母親(36)は「おもちゃを片付けず、しつけでベランダに出していた」と話しているという。府警は、男児が自宅ベランダから誤って転落したとみて経緯を調べている。 浪速署への母親の説明によると、男児をベランダに連れ出したのは3日午前11時40分ごろ。「家族で遊びに出かける時間になってもおもちゃを散らかしたままだったため、しつけるつもりだった」と話しているという。男児の声が急に聞こえなくなって様子を見たところ、約9メートル下の敷地に倒れていたため、母親が同55分ごろに119番通報。男児は搬送されたが、5日に死亡した。 ベランダの手すり壁は高さ約1・2メートルで、手前に水槽などが置かれていた。署は男児がこれらを踏み台にして転落した可能性が高いとみてい
親が、子どもに食事などを与えない育児放棄(ネグレクト)が深刻化している。警察庁によると、今年上半期の児童相談所への通告人数は過去最多の3795人で、4人の子どもが命を落とした。1歳の息子への保護責任者遺棄致死罪で懲役6年の実刑判決を受けた母親は拘置支所で読売新聞の取材に応じ、オンラインゲームが原因だったことを明かした。 「本当の世界はゲームの中。現実世界は偽物だった」 埼玉県桶川市のマンションの一室で昨年10月、1歳1か月の山辺晴(はると)ちゃんが衰弱死した事件で、今月14日に保護責任者遺棄致死罪で懲役6年の実刑判決を受け、期限までに控訴せず29日に刑が確定した母親(25)は取材に対し、そう話した。 幼い頃から転校が多く、友人はほとんどいなかった。中学2年の頃からオンラインゲームを始め、家に引きこもりがちになった。 2013年1月、オンラインゲームで知り合った夫(25)(懲役6年の実刑判決
1歳の息子に十分な食事を与えず放置して死亡させたとして、保護責任者遺棄致死の罪に問われた埼玉県桶川市の20代の両親に、さいたま地方裁判所は「携帯ゲームなどに興じて育児に関心を向けようとせず、およそ1か月もの間、必要な量を大きく下回るミルクしか与えず悪質だ」として、懲役6年を言い渡しました。 埼玉県桶川市の会社員、山邊拳士郎被告(25)と妻の仁美被告(25)は、去年10月、自宅のマンションで当時1歳だった三男の晴くんに十分な食事を与えないまま放置し死亡させたとして、保護責任者遺棄致死の罪に問われました。 14日の判決で、さいたま地方裁判所の田尻克已裁判長は「自分で栄養をとれず、助けを求めることができない乳児に、およそ1か月もの間、必要な量を大きく下回るミルクしか与えなかった」と指摘しました。 そのうえで、「三男がやせ細っているのを認識していたのに、携帯ゲームなどに興じて育児に関心を向けようと
埼玉県桶川市の自宅マンションで昨年10月、1歳1か月の三男の晴(はると)ちゃんに十分な食事を与えずに死亡させたとして、保護責任者遺棄致死罪に問われた父親の会社員山辺拳士郎被告(25)と母親の無職仁美被告(25)の裁判員裁判の公判が5日、さいたま地裁(田尻克已裁判長)であった。 この日は、仁美被告の被告人質問が行われ、仁美被告は、晴ちゃんのミルクの回数について、パソコンのオンラインゲームにはまっていた昨年7月頃には「少なければ1日1回や、2~3回になっていた」と話した。また、「(ゲームに)課金しすぎてお金が足りず、ミルクを薄めたこともあった」とした。 晴ちゃんが痩せていたことについて、「小さいなという感じがしたが、毎日見ているのでまひしていた。いつか亡くなると思ったが、今日、明日すぐに、とは思わなかった」と話した。
19日午後5時45分ごろ、広島県東広島市高屋町白市の民家から「子ども2人を殺しました」と110番通報があった。警察官が駆けつけたところ、室内で幼い男児2人が倒れており、病院に搬送されたが、まもなく死亡が確認された。県警は母親の岩永良子容疑者(31)を殺人未遂容疑で現行犯逮捕。容疑を殺人に切り替えて調べる。 県警によると、逮捕容疑は同日午後5時ごろ、自宅で長男の隼人くん(5)と次男の颯太くん(3)の背中などを刃物で複数回刺して殺害しようとしたというもの。岩永容疑者は「刺したり切りつけたりしたのは間違いない」と供述し、子どもの将来を悲観して殺そうと思った、という趣旨の話をしているという。2人の息子と夫の4人暮らしで、当時、夫は不在だった。 現場はJR山陽線白市駅の北西約2キロにある住宅街。 近所に住む60代の女性は「平日に母親が子どもを外で仲良く遊ばせていた。上の子を幼稚園に送り迎えしていると
26日午前、東京・文京区のアパートの一室で、この家に住む36歳の母親と0歳から10歳までの子ども3人の合わせて4人が死亡しているのが見つかりました。母親は首をつって死亡していて、警視庁は、無理心中を図ったと見て詳しい状況を調べています。 警察や消防が現場に駆けつけたところ、部屋のクローゼットで男性の36歳の妻が首をつっていて、病院に運ばれましたが死亡しました。 また、寝室の布団の中で、小学4年生の10歳の長女と、5歳の長男、それに0歳の次女の合わせて3人が死亡しているのが見つかりました。 子ども3人に一見して目立った外傷はなく、警視庁が詳しい死因を調べています。 現場は、都営地下鉄・春日駅から500メートルほど離れた住宅街にあります。 警視庁は、母親が首をつって死亡していることなどから、無理心中を図ったとみて詳しい状況を調べています。
阪神・森下ヒーローインタビュー「急にサルが露天風呂に入ってる光景に」なり怒りの声 『地上波打ち切り』の悲劇、日本シリーズ
木村草太さん(首都大学東京教授) 東京・目黒の船戸結愛(ゆあ)ちゃんの事件は、自分の子と同じ年頃でもあり、最初はつらくて見ていられませんでした。 日本は基本的には人権を大切にする国ですが、子どもの権利に対する意識は本当に低い。ないがしろにされていると、ずっと感じてきました。子どもに対して暴力を振るう、危険な状態にさらす、といったことに、われわれ大人は鈍感すぎると思います。 子どもは生まれたその日から一人の個人であり、尊重されるべき存在です。しかし自分で声を上げることができず、判断能力にも限界がある。社会の側が強い関心を持っていないと、実際に権利を使えないのです。 虐待は子どもの権利を踏みにじる行為ですが、個別の事案を取り上げて対策を講じるだけでは解決しません。何が起きているのか、データをもとに全体像を把握し、対策を取ることが重要です。 例えば、虐待死の3分の1は心中です。2014年、千葉県
4歳の息子を自宅の2階のテレビ台の引き出しに押しこみ、息ができない状態にして死亡させたとして、北九州市の27歳の父親が殺人の疑いで逮捕されました。 警察の調べによりますと、納富容疑者は先月11日、自宅2階の寝室で、息子の優斗くん(当時4歳)をテレビ台の引き出しに押しこんで息ができない状態にし、低酸素脳症によって死亡させた殺人の疑いが持たれています。 警察によりますと、当時、納富容疑者は「子どもを寝室に起こしに行ったが呼吸をしていない」と119番通報していましたが、捜査の結果、みずからがテレビ台の引き出しに押し込んだ疑いが強まったということです。 警察は納富容疑者の認否を明らかにしていません。 また、この事件の捜査の過程で、警察は納富容疑者の妻の麻衣子容疑者(24)が、ことし2月、優斗くんの3歳の妹に熱い液体をかけてやけどを負わせたなどとして傷害の疑いで逮捕しました。 警察は、夫婦が子どもた
ため込んでいたストレスが限界値を超えたとき、その矛先は愛する娘へと向かった。大阪市住吉区で4月、マンション5階の自宅ベランダから長女(2)を投げ落として殺害したとして、殺人容疑で無職で母親の女(31)が逮捕された。女は「育児に悩んでいた」と供述。不眠や食欲不振が続く時期もあり、精神的に思い詰めていた様子がうかがえる。産後うつや育児ノイローゼといった言葉が示すように、出産を境に精神のバランスを崩す女性は少なくない。「完璧な母親になりきれなかった」と語った女。悲劇は避けられなかったのか。 対照的だった母親と父親 「救急車!」 「お医者さんはいませんか!」 大型連休中の閑静な住宅街に、悲鳴が響いた。4月30日午前9時20分ごろ、同市住吉区苅田のマンション。アスファルトの地面に横たわる小さな女の子。駆け寄った父親とみられる男性は混乱状態となっていた。 現場向かいの集合住宅に住む主婦(24)は一部始
東京都足立区の自宅で生後約2カ月の長女を殺害したとして、警視庁は12日にも、父親の小林幸輝容疑者(20)を殺人の疑いで再逮捕する方針を固めた。捜査関係者への取材でわかった。小林容疑者はこれまで、長女への傷害容疑で2度逮捕されている。 捜査関係者によると、小林容疑者は2月25日ごろ、自宅で長女の心愛(のあ)ちゃんを何らかの方法で殺害した疑いがもたれている。小林容疑者はこれまでの調べに、「手で鼻と口を塞いだ」という趣旨の説明をしているという。 警視庁は3月7日、亡くなる3日前の2月22日に心愛ちゃんの額を指ではじくなどしてけがをさせたとして、小林容疑者を傷害容疑で逮捕。2月19日ごろにも心愛ちゃんの口にミルク用の哺乳瓶を強く押し込んで3~4週間のけがをさせたとして、4月7日に同容疑で再逮捕していた。
東京 目黒区で5歳の女の子が死亡し、父親が暴行を加えたとして逮捕・起訴された事件。自宅の捜索で見つかったノートには、女の子が鉛筆で書いた書き込みが見つかりました。 自宅の捜索で見つかったノートには、結愛ちゃんが鉛筆で書いた書き込みが見つかりました。 この中では 「もうパパとママにいわれなくても しっかりとじぶんから きょうよりはもっともっと あしたはできるようにするから もうおねがいゆるしてください おねがいします ほんとうにもうおなじことはしません ゆるして きのうぜんぜんできてなかったこと これまでまいにちしてきたこと なおします あそぶってあほみたいだから ぜったいぜったいやらないから やくそくします」 などと書かれていました。 結愛ちゃんは父親に「太っている」と指摘されたことから、食事は1食につきスープ1杯か、おわんに半分のご飯とみそ汁などしか与えられず、ノートには自分で測った体重
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