後払い決済サービス「Paidy」を提供しているPaidyは、同サービスが悪用されたことを受け、今後の対応について発表した。 悪用の流れはこうだ。悪意あるユーザーがフリマアプリで在庫を持たない状態で出品し、落札されるとPaidyを利用して量販店で購入。落札者には量販店から商品が発送され、落札者は出品者に支払いをする。その後、Paidyから出品者に請求が行われるが、支払いがないと、送付先(落札者)に請求をする形になるという。 これにより、出品者は支払いをすることなく、落札者からの売り上げ金が手に入る一方で、落札者はフリマサービスとPaidyから二重に請求されることになる。この事象はメルカリで起きており、被害に遭ったユーザーがメルカリボックスに投稿している。 今回の件を受け、Paidyでは被害拡大を防ぐために、悪用の懸念が高い取引をいったん制限するか停止する。被害額や被害者の規模については非公表
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