岡山市の病院で、68歳の男がマスクをあごの辺りにつけていたことを注意されて腹を立て、医師に軽いけがをさせたとして傷害の疑いで逮捕されました。男は「口論になったが暴力はふるっていない」と容疑を否認しているということです。 警察によりますと、先月25日、68歳の男が検査で訪れた岡山市内の総合病院で、とおりがかった男性医師からマスクを正しくつけるよう注意されたことに腹を立て、医師の胸倉をつかむなどの暴行を加えて全治1週間のけがを負わせたということです。 警察の調べによりますと、男はマスクをあごの辺りにつけて口元が見える状態で、医師の注意に対して「うるさい」などと答えて再び注意されたため暴行に及んだということで、傷害の疑いで逮捕されました。 逮捕されたのは岡山市北区の無職、清水辰生容疑者(68)で、調べに対し「マスクのことで口論になったが暴力はふるっていない」と容疑を否認しているということです。