[ジャカルタ 4日 ロイター] - インドネシアで3日に噴火したマラピ火山で登山者の捜索に当たっていた救助隊は4日、11人の死亡を確認した。12人が依然行方不明となっているが、現地が危険なため捜索は中断されている。 スマトラ島のマラピ火山は現地時間3日午後2時54分ごろに噴火し、上空3キロまで火山灰が上がった。 地元救助隊によると、噴火当時は75人が付近にいたという。 12月4日、インドネシアで3日に噴火したマラピ火山で登山者の捜索に当たっていた救助隊は、11人の死亡を確認した。写真は火山灰を噴き上げるマラピ火山。4日撮影。提供写真(2023年 ロイター/Antara Foto) 当局は、マラピ山の警戒レベルを上から2番目に高い水準に設定し、火口から3キロ以内への立ち入りを禁止した。 ビデオ映像によると、火山灰の巨大な雲が一面に広がり、車や道路が火山灰で覆われている。 4日も小規模な噴火が