バキ感想へ トップへ 1巻 長期連載がもたらすセールス的な問題などから(大長編は途中からの読者が付きにくい)、第2部と称して巻数を1にリセット、タイトル変更で仕切り直しての「バキ」スタート。でも内容は続編。他にも、刃牙と書いてバキと読ますのは無理があると感じたのか、主人公範馬刃牙の表記も範馬バキにほぼ統一。「ほぼ」としたのは、11巻のオリバのせいで。 世界各国から集められた猛者による最大トーナメントを終え、次なる対戦相手として登場するのは5名の最凶死刑囚。ニトログリセリンがある日を境に結晶化し始めたエピソードを切り口に、シンクロニシティという言葉が説明されます。 一見無関係に隔絶された物質や生物 果ては思想が 地球規模で同時同様の変化を起こす 世界各地にて、接点を持たないと考えられる死刑囚5人が、同時期に同じ言葉を残して脱獄をし、東京へと向かいます。東京もいい迷惑です。そしてその言い残した