1)健康保険組合 ~実施できる事業所がなく困っていた~ A健康保険組合は総合健康保険組合であり、同業種の複数の企業が共同で設立しています。健康保険組合には特定保健指導を実施できる人材がおらず、各事業所の協力が必要でした。しかし、ほとんどの事業所に常勤の看護職がおらず、特定保健指導に積極的に協力したいという事業所がなく困っていました。 2)労働衛生機関 ~3者の協議会をご提案~ 当機関は、A健康保険組合の特定健診を受託していたため、特定保健指導の実施に向けたお問い合わせがありました。アウトソーシング機関として保健指導を受託することはできますが、常勤保健師がいる事業所があるとのことでしたので、よりよい事業展開の可能性を考え、連携を視野に3者での協議会をご提案しました。 3)事業所 ~健診事後指導を全従業員に実施していた~ A健康保険組合に加入しているB事業所は常勤の保健師がいました。事業所では