新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、台湾政府が国際貢献として送ったマスク200万枚が21日、貨物機で成田空港に到着した。寄贈を受けた日本側は今後、配布先を検討する。 台湾との友好関係を重視する超党派の「日華議員懇談会」の求めに台湾政府が応じて寄贈した。同懇談会は「速やかに困っている現場に届けられることが何よりのお礼になる。公平性にも鑑み、配布先を検討する」としている。 台湾では一時マスクが不足していたが企業にマスク増産を促し、既に日産1500万枚を達成。台湾の域内需要をほぼ満たしているという。