軍事に役立つ様々な新技術を開発・研究をしていることで知られている米国防総省、国防高等研究計画庁「DARPA」は音波の振動により火を消火する新技術を開発した。 飛行機のコックピット内や車両、船内など、密室空間での火災は兵士の命に危険を及ぼす。2008年5月、空母ジョージ・ワシントンの船上火災は12時間燃え続け7億ドルもの損害を出した。この船上火災を受け2008年、DARPAは、これまでの科学反応的消火方法からアプローチを変え、物理的に消火する「インスタント消火(IFS)プログラム」の開発に着手。音による消火方法を編み出したのだ。