家庭・SOHO用途の比較的小型のシュレッダーにも、5000円程度から3万円台までと大きな価格差がある。この違いはどこに反映されているのだろうか。 個人情報保護法の影響などによって、セキュリティに対する意識が高まっている。家庭や小規模オフィスでもシュレッダーが必要となる場面が出てきた。 しかし、シュレッダーの家庭への進出に伴い、子供がシュレッダーに触れる可能性も高まる。2006年には幼児がシュレッダーで指を切断する事故が起きた。これを受けて経産省では「電気用品の技術上の基準を定める省令及び同省令第2項の規定に基づく基準の改正に関する意見募集について」と題してシュレッダーの安全基準について提案し、3月29日までパブリックコメントを募集している。 この事故を受けて、メーカー各社も経産省の提案を踏まえたり、独自の安全基準を定めるなどして従来機種よりも安全性を高めた新製品を発表した。具体的には、それ
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