「スイスイ行けるICカード」として、2001年11月にJR東日本が管内424駅で導入したサービスが始まり。自動改札機に軽く触れるだけで改札を通れるようになったほか、入金(チャージ)機能を持たせたため定期券の区間以外で自動精算が可能となった。 Suicaの名は「スイスイ〜」を略するとともに「super urban intelligent card」(都会的で知的なカード)の頭文字からつけた。 首都圏では山手線が1990年に自動改札となり、磁気カードの定期券が使えるようになったが、「財布やパスケースから取り出すのが面倒。何とかしたいという発想からタッチ&ゴーのSuicaが生まれた」と、JR東の開発者は振り返る。