目ぼしい中古物件は選定終了。いざ物件内覧になったけれど、「建築知識もないし、どこを見たらいいのかわからないから、とりあえず手当たり次第にチェック…」このようなことは、よくあることです。 中古住宅の場合、契約や引き渡し後に傷みや故障がわかると、想定外の出費が発生します。引き渡し後の一定期間内なら売主に補償を求められる「瑕疵担保責任」があった場合でも、限定された事象のみが対象になります。多くの補修・交換費用は自己負担になるため、できるだけ契約前にかかる出費を把握できたほうがいいでしょう。 そこで今回、さくら事務所のホームインスペクター(住宅診断士)が抽出、一般の方でも見学時に調べられるポイントの簡易チェックシート(印刷用PDFもご用意)を作成しました。 『空き家』『売主様が居住中』それぞれのケースでは、見られるものに違いがあります。各ケースごとにポイントをご紹介しておりますので、まずは内容をご