英会話学校を運営するジオス(東京都渋谷区)は21日、破産手続き開始の申し立てを東京地裁に行い、保全管理命令を受けたと発表した。負債総額は約75億円。ジー・エデュケーションおよびその親会社であるジー・コミュニケーションとの間で、ジオスの英会話学校の一部を譲渡することで合意、受講生に対する影響を最小限にとどめたいとしている。 ジオスは昭和61年12月に設立、全国に英会話学校を展開してきた。しかし、景気の低迷や、平成19年10月の「ノヴァ」経営破綻(はたん)の影響で業界に対する信認が低下し受講生が減少、業績も低迷していた。 【関連記事】 ・ NOVA元社長を不起訴処分 ・ 「X JAPAN」TOSHIのマネジメント事務所が破産 ・ ハワイ挙式会社が自己破産 不況で渡航カップルが激減 ・ 手芸の殿堂「キンカ堂池袋店」閉店 「祖母の代から…」惜しむ声 ・ 名物カレーライス、分家の「せん