Twitterは米国時間4月14日、同社初となる技術者向け会議「Chirp」をサンフランシスコで開催した。同社共同設立者Biz Stone氏およびEvan Williams氏らが基調講演に登場し、同社の過去そして次のレベルに向けた施策等について話をした。 両氏によると、登録ユーザーは1億500万人(ただし、アクティブユーザーではない)、Twitter.comへのユニークビジター数は1億8000万人、1日当たりの獲得ユーザー数は30万人だという。また、年間成長率は1500%、1日当たり検索クエリ数は6億件、APIに対する呼び出しは30億件だという。 また、Williams氏は、新機能「Points of Interest」を発表した。同機能は、ロケーションディレクトリとして特定の場所におけるツイートを集めることができるという。ただし、同氏によると、TwitterをFoursquareやGow
Twitterという言葉を知っている人(利用者を含む)は70.2%にのぼるが、現在利用している人は8.2%にとどまった。 利用率を年代別に見ると、10代が14.9%で最も高く、20代は12.4%で、30代以降は8%以下と低くなっている。職業別でも学生の利用率が16.6%と高いことから、「Twitterは大学生を中心とした若年層の利用が多い」と富士通総研は分析している。 利用内容も年代で異なった。10代と20代は1日の利用頻度が高く、PCと携帯電話の両方でアクセスしている人の比率が高かった。Twitterをリアルタイムのコミュニケーションツールとして使いこなしていると見られる。 利用者にTwitterのメリットを聞いたところ、全体では「リアルタイムに情報発信ができる」(52.5%)、「ブログより更新が簡単」(52.2%)という情報発信に関するものが5割を超えていた。また、「新しいメディアなの
2007年に分社化してから3年。ライブドアが順調に売上を伸ばしている。2009年9月期(2008年10月から2009年9月)は連結売上高93億円、営業利益10億円を達成。ほぼ計画通りに推移しているという。 新会社として4年目の2010年は「本質的な成長」をスローガンに、一時凍結していた新サービスの開発に力を入れる。第1弾は自社で保有するデータセンタなどのインフラ資産を活かしたクラウドサービス「ぽこぽこクラウド」(仮称)だ。 「クラウドはライブドアの一番強い領域。技術力の強みを出しやすい、得意分野」とライブドア代表取締役社長の出澤剛氏は話す。サービスの特徴やメニューは明らかにされなかったが、3月から提供するという。 ライブドアは2008年から2009年初めにかけてソーシャルネットワーキングサービス「フレパ」やブログサービス「nowa」などを閉鎖。その一方で主力サービスの「livedoor B
噂されているAppleのタブレットの外観や機能については、これまで多くの憶測がなされてきた。だが、RBC Capital MarketsのアナリストMike Abramsky氏は、米国時間1月27日に発表されると見られるこの機器が、Appleにもたらし得る売り上げを予測している。 AppleInsiderの記事によると、Abramsky氏はタブレット1台の販売価格を600ドルと予測しているという。この価格だと、初年度に500万台が売れるという「基本の」シナリオで、Appleの売り上げは28億ドルも伸びることになる。 もちろん、昨今では新製品を発売する際に価格がどれだけ重要かということは誰もが知っている。そこで、Abramsky氏はほかに2つのシナリオを示した。もしAppleがタブレットを800ドルで販売すれば、販売台数は100万台で、売り上げは7億7700万ドルとなるだろう。 ここでは、価
「GodMode」という名称はいささか大げさすぎるかもしれない。とはいえ「Windows」ファンは、隠されていたこの機能を発見して興奮を隠せないようだ。「GodMode」機能では、単一のフォルダ内でWindowsのあらゆるコントロールパネルにアクセスできるようになる。 「Windows 7」でフォルダを新規作成し、末尾に特定の文字列を付けてフォルダ名を変更することにより、マウスポインタの外観変更からHDDのパーティション新規作成まで、すべてを1カ所でできるようになる。 この裏技は、「Windows Vista」でも動作するとみられている。ただし、Windows Vistaの32ビット版では問題なく動作するものの、64ビット版ではクラッシュを引き起こす恐れがあると警告する声も一部にある。 「GodMode」に入るには、フォルダを新規作成し、以下のようにフォルダ名を変更しさえすればよい。 Go
サイバーエージェントのミニブログサービス「Amebaなう」が12月8日に携帯電話向けにオープンした。10日には急遽PC版を予定より前倒しして公開。さらに16日に著名人の投稿を集約した「芸能人なう」のPC版をスタートするなどスピード感ある展開を続けている。 累計投稿数はサービス開始1週間で100万件を突破。参加する芸能人は700人を超え、当初2010年3月までの目標にしていた600人を早々に達成した。海外のミニブログ「Twitter」にはない魅力で多くのユーザーを惹きつけている。サイバーエージェントでAmebaなうを担当するプロデューサーの永山瑛子氏に、Amebaなうの誕生秘話、楽しい使い方を聞いた。 --「Amebaなう」はどういう経緯でプロジェクトが始まったんですか。 最初は芸能人に限定したサービスとしてプロジェクトが発足しました。タレントの一言を眺めて楽しむもので、ブログの次の機能とし
11月25日、自作のサーバを運用する企業の担当者がそのメリット、デメリット、ノウハウなどなどを講演するイベント「自作サーバカンファレンス」が都内で開催された。 イベントを企画したはてな執行役員 博士の田中慎司氏は、「はてなは創立当初からサーバを自作しているが、自作サーバは安い、早い、うまい。いまの時代に合っている」と自作サーバにかなり入れ込んでいる様子。 続いて、はてな、ピクシブ、サイバーエージェント、Cerevo、チームラボの5社が自社の手作りサーバについて熱い想いを語った。各社の自作サーバの写真とともにスペックを紹介する。 11月25日、自作のサーバを運用する企業の担当者がそのメリット、デメリット、ノウハウなどなどを講演するイベント「自作サーバカンファレンス」が都内で開催された。 イベントを企画したはてな執行役員 博士の田中慎司氏は、「はてなは創立当初からサーバを自作しているが、自作サ
サイバーエージェントのメディア事業「アメーバ」がスタートから5年、長い赤字時期を乗り越え、ようやく2009年9月期第4四半期で2億円の黒字化を達成した。今期は13億5000万円の営業利益を見込み、先行投資してきた約60億円を2年で回収する計画だ。 アメーバは2004年9月にサービスを開始した。伸び悩んだ時期、社長の藤田晋氏が自らアメーバ総合プロデューサーに乗り出すとともに、2009年までに黒字化できなければ社長を辞めると宣言し、退路を断った。 安定した収益を生み出す広告代理事業、FX事業、多くのグループ会社を抱えながら、なぜ一途にメディア事業での成功を目指したのか。黒字化に至るターニングポイント、そしてまもなくリリースする新サービス「Amebaなう」について、サイバーエージェント代表取締役社長であり、アメーバ総合プロデューサーである藤田氏に聞いた。 --ついにアメーバが黒字転換しました。こ
ヤフーは9月14日、同社が2008年11月から運営してきた招待制ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「CU」を、10月19日をもって閉鎖することを発表した。事業化の見通しがつかず、継続してサービスを改善していくのが困難になったという。 CUは、ユーザーが実名や所属する会社、団体名などを登録し、ビジネスに役立つ人脈を広げるためのSNS。CU内のコミュニティーに参加したり、自分の持つ人脈をユーザー間で紹介しあったり、ユーザー同士でコミュニケーションをとったりできる。 現在の会員数は約6500人。サービス開始当初はクチコミでユーザー数が伸びたが、ヤフーのサービスにしては小規模にとどまった。完全招待制を敷いていたため、Yahoo! JAPANからの誘導はない。既存のユーザーがリアルの知り合いを呼びたくなるような仕掛けの実装が待たれたが、事業化の見通しがつかないことから閉鎖することとなった。
米国Glam Mediaの日本法人であるグラムメディア・ジャパンは9月9日、モバイル向けの広告サービス「グラムモバイル」を開始した。株主である集英社、小学館、日経BPとともに、雑誌、インターネット、モバイルのクロスメディア広告商品を開発していくという。 モバイル向けのサービスはGlam Mediaとしては世界初。「グラムモバイル」はグラムメディア・ジャパンが米国Glam Mediaの技術「GlamAdapt」をベースに開発した。 女性向けサイトを集めて広告を配信する「グラムメディア・バーティカル・モバイルコンテンツネットワーク・サービス」、携帯電話のコアユーザー層とされる20代向けに新たなコンテンツを提供する「glam 20」を開始し、自社モバイルサイトも立ち上げる。
政権交代の影響について、すでに見え始めたことを中心に、簡単にまとめておく。 一言で約するならば、当面日本は無政府状態に陥る。というより残念だが、すでに陥っている。 今年度補正予算の執行が停止しているのはすでに報道の通りだが、すでにこれを受けて霞ヶ関では完全に今年度の未執行事業が停止している。すでに霞の中の人々からは「ヒマになったんで飲みに行きましょう」という自虐的なお誘いが届きはじめている始末。 一方、すでに着手された案件はさすがに粛々と進むかと思いきや、こちらも滞りはじめている。というのも、通常この時期は次年度に向けての検討が概ね整理されつつあるところであり、その次年度対応に向けて今年度事業の着地点を探っているところなのだが、概算要求が止まってしまったため、思考を停止せざるを得ないのが実態である。 本来ならば、民主党は政権奪取のメドが立っていたのだから、事前に政権交代担当チーム(いわゆる
140文字で「今、何をしているか」をつぶやきあうコミュニケーションサービス「Twitter」への注目度が高まっている。エンジニアを中心に2007年ごろから使われだしたが、ここにきて芸能人や作家、政治家など利用者の日本でも裾野が広がり、企業のマーケティング活動などにも使われ始めている。 この特集ではTwitterの現状をおさらいするとともに、ビジネス利用の可能性を探る。 Twitterとは何か Twitterはネット上にコメントを投稿しあって、ほかのユーザーとのコミュニケーションを図るインターネットサービス。1回の投稿文字数が最大140文字に制限されていることから、「ミニブログ」と呼ばれる。 相手がコメントを非公開にしていない限り、相手の許可を得なくてもその人の書き込みが読める点でブログに似ているが、メッセージを送り合えたり友人関係が見えたりするという点ではソーシャルネットワーキングサービス
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