3月下席から抜てきで真打ちとなる落語家の林家つる子さん。3月13日には東京・丸の内の東京會舘で、「真打昇進披露宴」が行われ、約700人もの関係者がその門出を祝った。 芸に精進する一方で、つる子さんはこの数年、両親の看病で大変だった。締めの挨拶では涙ながらにこう述べた。 「噺家としての道を応援してくれていた父が一昨年他界しまして、母は病に伏して、それでも今日来てくれました。父も最後までずっと『落語家としての仕事を優先してほしい』と言ってくれておりました。その父と母の言葉、そして今日お越し頂いているお客様の『いつも楽しみにしているよ』と言ってくださる言葉、その言葉がなによりの励みとなっております。本当にみなさんの応援で私はいまここに立っていると思います。これから高座で、みなさんにたくさんの恩返しを、『つる子の恩返し』をさせていただきます」 真打昇進を記念して、「文藝春秋」2022年6月号に掲載
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