Groovyプロジェクトチームは15日(現地時間)、Java APIベースのスクリプト言語であるGroovy JSR-2を公開した。Groovyは、Javaで実装された、Javaプラットフォーム上で動作するスクリプト言語で、JSR(Java Specification Request)-241として標準化が進められている。今回公開されたJSR-2はバージョン1.0につながるマイルストーンリリースで、公式サイトに記載されたロードマップによれば、今後JSR-3をリリースした後に1.0の正式リリースとなる予定という JSR-1からJSR-2においては、主に以下の2点について重点的に改良が行われた。 エラーメッセージ出力の強化 コンパイル時のチェック項目の改善 特に後者については、変数定義、abstractメソッドの未実装、finalメソッドのオーバーライド、finalクラスの継承、静的領域からの