大ざっぱに見て、モバイル広告の規模はPC向け広告の約10分の1しかない。しかも携帯の場合は、3キャリアそれぞれに広告を用意しなくてはならず、手間は3倍かかってしまう。規模が小さい上、余計に手間がかかるのであれば、広告主にとってモバイル広告市場は魅力があるものにはならない。 またモバイル広告は、各キャリアの公式メニュー内で扱われるレップ広告と、それ以外の勝手サイトの広告、そしてメール広告などに分けられるが、冒頭に書いたようにレップと勝手サイトでは広告主が偏っている。つまり一般の広告主が幅広く広告を出すには難しいのが現状なのだ。 一方、PC向け広告の世界で現在最も成長しており、主流になりつつあるのが、SEM広告である。Search Engine Marktingの略で、「リスティング広告」とも言われる。 PC用サイトで検索エンジンにキーワードを入力し、検索をかけると、通常の検索結果とは別に、そ
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