“ビットバレー”という言葉を知らない世代も増えてきたような気がするが、日本のITスタートアップは渋谷を中心とした激アツな人達によって力を付けてきた。その中心にいたのは、西川潔氏率いるネットエイジで(1998年創業)あることを誰も否定しないだろう。ネットエイジ界隈から生まれたサービスは到底数え切れず、ネットエイジ関係者はあらゆるITビジネスシーンで活躍し、互いを“ネットエイジギャング”と冗談半分に呼びあっている。 その後のネットエイジは2006年に東証マザーズに上場し「ngi Group」と名を変え5つの事業会社の持株会社として運営されている(西川氏は取締役ファウンダー)が、ここに新たに「株式会社ネットエイジ」が誕生する。代表取締役社長は西川潔氏、そして取締役副社長に写真サービスZORGを立ち上げバイアウトした金澤朝海氏が名を連ねる。 新生ネットエイジは、スタートアップを支援するための会社だ