シリコンバレーで日本人が創業したトレジャーデータは、大量のデータを即時に収集・保管・連携できるクラウドのデータマネージメントサービスを提供している企業だ。扱うデータの柔軟性の高さ、外部システムと容易に連携できる拡張性、リーズナブルなコストなどが評価され、日本を代表する各分野の大企業をはじめ世界中のクライアントに採用されている。 2011年の創業以来、テクニカルなプロダクトとともに急激なスピードで成長してきた同社を、エンジニアはどのように支えてきたのだろうか。本稿では、トレジャーデータのソフトウェアエンジニアである田籠聡さんにお話を伺った。 田籠聡(たごもり・さとし)/トレジャーデータ株式会社 ソフトウェアエンジニア。1979年生まれ。島根県出身。東京大学卒。エヌ・ティ・ティ・データ先端技術株式会社、株式会社ライブドアなどでの勤務を経て、2015年にトレジャーデータへ入社。趣味は自転車。 ブ