部長が自身の経験をもとに私小説を書いた。 部長曰く「時代に求められて書いた22世紀の『こころ』」。男と女の別れと家族愛と性がテーマだそうである。感想と校正を求められ難儀していると部長から「貴様には難解すぎるだろう…。インターネットにきいてみてくれ」と言われたので晴れてここに全文を掲載します(僕のブログは会社の人にバレている)。感想をいただけたら助かります。読んでみて僕が特に難解だと感じた箇所は赤字にしておきますね。 追記/作中の「琵琶ちゃん」は義理の妹、「ムスコ」は自分の息子(但し親権は別れた奥さんに)だそうです。小説の体をした手紙だそうです(先月発送済み) 『きもち』 拝啓 ご無沙汰しております。皆さんお元気ですか?金銭的な面が落ち着いてきたので琵琶ちゃんには本当の気持ちだけは伝えておこうと思い手紙を送ります。 最初に、お母さんとお姉さんを、守りきれなかった事並びに色々ご心配をおかけした