8月8日(火) 午前11時30分。神保町「書泉グランデ」1Fで、服飾デザイナーの豊福 陽一郎くん、霊能者兼漫画家の岩崎摂さんと待ち合わせ。 午後12時。私と嫁を加えた4人で、小学館『ヤングサンデー』編集部へ。 古くからの知り合いである編集長の奥山豊彦くん、ゴチ会でおなじみの編集 者・石川亨くんと会って、豊福陽一郎くんと岩崎摂さんを紹介する。きょうの 不思議な顔合わせは、実はこのため。 私はひさしぶりに出版業界の空気を吸いに来た。 机の上に乱雑に積まれた本、壁に貼られた漫画雑誌の表紙、漫画の原稿が入 った封筒、単行本の本棚などを見ると、やっぱりわくわくする。 午後1時。石川亨くん、岩崎摂さん、豊福陽一郎くん、私、嫁の5人で神保 町「出雲そば本家」に行く。 「出雲そば本家」のまわりの家が全部壊されて、再開発事業が始まっているの には、びっくりした。長いこと出版業で働いていた私は、いつまでもずっ