大阪ガス子会社のオージス総研は1月14日、ファイル転送サービス「宅ふぁいる便」を3月31日で終了すると発表した。 同サービスは、ファイル転送サービスとして広く使われいたが、一部サーバーの脆弱性を攻撃した不正アクセスが発覚し、2019年1月23日にサービスを停止。無料・有料会員あわせて481万5399件の情報漏えい(氏名、ログインメールアドレス・パスワード、生年月日、性別、職業・業種・職種、居住地の都道府県名、その他の登録したメールアドレスなど)が確認されたとしている。 同社では、詳細な原因・被害状況の確認、セキュリティの強化とともに、サービスの継続や利便性向上について検討を重ねてきたとしている。しかし、将来的に安心できるサービスを提供していくためには、相当のシステム再構築が必要であり、それに要する時間や費用などを踏まえて総合的に判断した結果、サービスの終了に至ったという。 また、サービス停