後味の悪い光景だった。6月上旬、東京電力福島第1原子力発電所事故に伴う汚染土などを保管する中間貯蔵施設について、環境省が福島市で開いた住民説明会を傍聴した。同省職員と建設候補地の双葉、大熊両町の数人との質疑応答が続いた後、ひとりの男性が発言を求めた。双葉町に隣接する浪江町民だと名乗った上で「浪江町民向けの説明会はない。無視しているのではないか」と切り出した。男性の自宅は第1原発から約8キロの場
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