東京都内では午前中に降った雨で積もっていた雪がとけ出し、排水が追いつかずに道路が水浸しになっているところがあります。 このうち東京・世田谷区の交差点では雨と、とけた雪によって、くるぶしの高さまで水浸しとなっています。 住民や近くにあるバス会社の従業員が雪かき用のシャベルで雪の塊を排水溝に運び入れていますが、時折、水があふれだし処理しきれません。 交差点では車が通るたびに大きな水しぶきが上がり、歩行者は氷の混じった水たまりを避け、慎重に歩いていました。 雪かきをしていた30代のバス会社の男性従業員は「一時は排水溝から水があふれ、道路が川のようになっていました。シャベルで雪を排水溝の奥まで押し込みながら作業しています」と話していました。