イオンは2009年6月29日、プライベートブランド(PB)「トップバリュ」から新ジャンルビール「トップバリュ 麦の薫り」を発表した。全国のジャスコやサティ、マックスバリュをはじめグループ31社約3700店舗で7月末から発売する。リキュール(発泡性)でアルコール度数5%。希望小売価格は350ml缶が100円、500ml缶が145円。 イオンとサントリー酒類で商品コンセプトを決定。サントリーの製法・品質管理ノウハウで生産した。厳選したうま味麦芽を使用。2段階ホップ仕込みで生産し、よりビールらしい薫りとそう快な飲みごたえにした。国産ビール系飲料のなかでは圧倒的な低価格となるという。 最も生産効率の上がる生産計画や、工場からイオンの物流センターへの直接納品で、コストを削減し、低価格を実現したという。ブランドの確立でシェア獲得競争を展開してきたサントリーにとっても、大きな戦略転換になる。目標販売数は