東京を拠点とするハッチは、機械学習とビッグデータ解析を使って、企業の人材採用を効率化するプラットフォームを開発しているスタートアップだ。同社は今日、シードラウンドでサイバーエージェント・ベンチャーズ(CAV)とANRIの2社から、総額7,500万円の資金を調達したと発表した。この調達を受けて、同社は人材採用プラットフォーム「Talentio(タレンティオ)」シリーズの開発とマーケティングを加速させる。 ハッチは、大手インターネット企業のアメリカ法人の立ち上げに関わった二宮明仁氏(CEO)、定平一郎氏(COO兼CFO)、衣笠氏(CTO)らが昨年8月に共同創業したスタートアップだ。彼らはビッグデータを使い、人の動きを分析してビジネスにすることに興味があったので、当初 EdTech 分野のソリューションを開発しようと考えていた。ただ、EdTech は将来性は大きいものの、ビジネスになるまでに時間