図書館の本をデジタル化してオンライン検索できるようにするというGoogleのプロジェクトに当初ただ恐れおののいていた出版業界が現在、同プロジェクトを「広範囲にわたる著作権侵害」と、批判の声を上げている。 学術系出版社125社が加盟する非営利団体の米国大学出版部協会(Association of American University Presses:AAUP)は今週、Googleに送付した6ページの書簡を公開した。Googleは2004年12月、ハーバード、スタンフォード、ミシガンの各大学図書館と協力しながら書籍をデジタル化する「Google Print for Libraries」プロジェクトを発表した。 同書簡の中で、AAUPは、同プロジェクトやその範囲について、様々な質問を投げかけている。また、同協会は、Googleが出版社からの明確な許可を得ずに著作権で保護された書籍をコピーしてお
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