2005年2月24日にネイチャーに掲載された論文 "A Synthetic Enamel for Rapid Tooth Repair" の要旨 歯の表面をおおっているエナメル質は、一度損傷すると皮膚や骨と違い再生しません。そのため、小さな虫歯でも、現在の歯科治療では虫歯の部分を削って欠損部に金属や人工素材をつめるのが基本でした。 しかし、削る治療法には限界もあり、歯科治療の60%は、1度治療した歯の再治療と言われるほど虫歯治療は再発が多いことが問題でした。人工の素材で修復すると、素材と歯の間に組成や構造の著しい相違があるため、境界部分から虫歯が再発し易いためです。 発生した初期虫歯を削ることなく歯(エナメル)を再生させて治療することは世界中の歯科医の求める究極の治療法でしたが、今回我々はその夢の治療法の開発に成功しました。この治療法は、虫歯の予防にも応用できるため、近い将来、虫歯の発
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