さらば、セキ! 阪神・関本賢太郎内野手(37)が今季限りで現役引退することが28日、分かった。この日までに球団幹部に、意思を伝えたと見られる。阪神一筋19年で、晩年は“代打の神様”として活躍。虎党から愛された男が、静かにバットを置く。 虎党に愛された男が、甲子園に別れを告げる。“代打の神様”として無類の勝負強さを見せている関本が、今季限りで現役引退することが分かった。すでに球団幹部に意思を伝えたと見られ、近日中に、球団から正式発表される見込みだ。 今季は、ケガに泣かされたシーズンでもあった。6月2日には左脇腹を痛め出場選手登録を抹消。7月10日の巨人戦で1軍復帰を果たしたが、それから間もない8月6日の広島戦での試合前練習で今度は右背筋を痛めてしまった。10年ぶり優勝に対する強い気持ちとは裏腹に、容赦なく悲鳴をあげ続ける身体。シーズン2度目のリハビリ生活を強いられた時期から、引退の2文字
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