青山学院大は、就職の内定を取り消された来春卒業予定の学生について、希望すれば単位をすべて取り終えていても特例として留年を認めることを決めた。卒業した場合、来春以降の就職活動で新卒扱いされず、不利になる恐れがあるため。 青学大によると、内定を取り消された来春の卒業予定者は22日現在8人。7人が内定先企業の経営破綻(はたん)で、1人が業績悪化が理由だった。授業料については、単位不足による留年の場合で半額程度のため、半額以下にすることを検討している。【三木陽介】 【関連ニュース】 内定取り消し:福岡県が臨時職員で採用へ 高校生対象 内定切り:悪質「自己都合で辞退と書いて送れ」 日本年金機構:調査に非協力的なら内定取り消しも 労働契約法案:「与野党合意で」社民と国民新が一致 塩谷文科相:内定取り消し問題で就職先確保など要請