ストローはさらに進化し、1980年代になるとジャンボストローや複雑に曲がったストローが登場する。 社会は急速に便利な使い捨て製品を求めるようになり、多くの企業がその需要に応えた。世界最大手のプラスチック製造会社プラスチックス・ヨーロッパの報告書によると、世界的なプラスチックの製造量は1950年の1500万トンから、2015年には3億2200万トンまで増加した。(参考記事:「南太平洋の無人島にゴミ3800万個、日本からも」) この先どうなる? 世界は現在、プラスチック汚染から立ち直ろうとしている。 企業や、地方自治体、国家までもがプラスチックストローの使用禁止を提案し、実行している。環境保護意識の高い消費者向けに、金属やガラス製のストローを製造する企業も出てきた。ただ、個人が使う分にはいいが、レストランにとっては使い捨て出来る紙やプラスチックの方が便利ではある。(参考記事:「使い捨てプラスチ