一人称は「わし」 が基本だが、稀に「俺」を用いる(少年時代に多い)。連載初期は「本官」を用いることもあった。大原・屯田などの上司や商売における顧客に対しては謙った「わたし」「わたくし」を用いるほか、年下や気の弱そうな人間に対しては「俺様」「両津様」と称する場合がある。また、ピンチ時には「僕」「僕ちゃん」と語気を弱める時がある。 出生年は連載当初1943年(昭和18年)生まれとされており、作品中で「戦中派」と揶揄される場面も存在する。また、最初期のストーリーでは小学生時代の進駐軍関係の体験を話すことがあり、この場合逆算すると戦前生まれでなければならない[注 1]。同様に初期設定での年齢は36歳[1][2]で、39歳に達するまでしばらくはリアルタイムで加齢していた。アニメ版では第110話「浅草物語」にて、小学3年生(9歳)時に転校した村瀬との再会が30年ぶり、南部の殉職から20年という言及があ